やぶから九尾

東方SS書きのブログでございます

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★自作SS紹介★ 作品集63 『ようかんが鍛えた楼観剣』 3

さて、前回の予告どおり、今夜は『ようかん剣』の核心に迫っていきます。
以下はネタバレが炸裂しているので、未読の方はご注意願います。


・書いたきっかけ
そもそも、長編を書いてみようと思ったのは、作品集59の『大きくしたいの』で、東雲氏にコメントをいただいたことがきっかけです。読み専時代から愛読していた作者様に、「あなたの長編を読んでみたいと思いました」なんて言われたら書くしかないでしょう!(笑)
早い段階での挑戦があったおかげで、長編の基礎をしっかりと学ぶ機会に恵まれました。今でも何かの機会に私の長編を読んでくださっていればありがたい話なのですが……。

・戦闘シーンの難しさ
『急』の章で一番難しかったのがチャンバラです。普通、剣の戦闘は何度も打ち合ったりするものではありませんし、体を斬られたら血が出ますので、そんなに長続きするものでもありません。時代劇でやるような、正義の一 対 悪党ザコ多数 の戦闘なら、いいだけ流血沙汰にして読者をスカっとさせることができるのですが、このSSで妖夢の片腕を飛ばしたり、藍様を楼観剣で串刺しにしたりすることなどできるはずがありません(汗)。なので、どうしても惜しい一撃やら、蹴りやら、妖気をぶつけるやらで、そこら辺の爽快感や真剣ならではの迫力を出せずに、四苦八苦していました。
ちなみに、作中で書いた戦闘上の理屈その他に関してですが、私は月刊『秘伝』を毎月読んで本屋で面白そうな武芸書を探したりする程度の能力ですので、読んでいて胡散臭いと感じたら、それが正解だと思いますw

・『ようかん』というテーマについて
このSSで一番悩んだのが、『ようかん』というテーマを後書きで明らかにするかどうかです。タイトルで一目瞭然ですが、これはそもそもダジャレです。原作にあった妖夢の台詞を一部変換、つまり、妖怪をようかんにかけているだけです。もちろん、『ようかん』には書いた人間なりの意味があります。しかしそれは、言葉で一つにまとめることができないものなのです(←アマチュアとはいえ、物書きにあるまじき発言)。『柔らかい』も正解ですし、『遊び心』も正解です。『物事を楽しむ』というのも正解ですし、『こだわりを捨てる』というのも正解です。そうしたイメージの集合体として選んだのが、ひらがなの『ようかん』なのです。がっちがちにこり固まった筋肉で、力まかせに剣を振るのは、五流の剣です。そこにはすでに術はありません。技は柔らかさから生まれ、工夫は遊び心から生まれ、物事を楽しまなければ(手を抜くのではなく)吸収できず、型にこだわっていては上達できません。全部、魂魄妖夢というキャラクターに、必要なことだと思います。私が彼女に、主の幽々子を通して願ったのは、もっと人生に様々な絵の具を使ってみること。剣一色ではつまらないし、第一発見が少なくなってしまう。剣から少し離れて、また剣に戻った時に、きっと新たな発見があると思うのです。(東方SSが書きたいからといって、原作や二時創作だけからヒントを得る必要はありませんよね。全く関係のない音楽や映画、日常のエピソードに遭遇することで、物語が生まれた経験のある方は、私だけではないはずです)。

・気に入っている面と課題
作中のテーマや、大まかなストーリー自体は気に入っています。しかし、当時の自分が書くには、あまりに難易度が高かった……。そして、早め早めに投稿しようと焦ったのも失敗でした。書き急がずに、もっと時間をかけて、じっくりと話を練った方がよかったと思います。『ようかん』がテーマなのに、書いた私が実践できていなかったんだから、お恥ずかしい話ですね;




さて、次回はコメ返しを行いたいと思います。
その次は予告どおり、『神は何処より来たる』の紹介に移りたいと思います。
それでは~。
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このはずくは共通世界観、木葉梟は一度限りの世界観という風に、HNを使い分けて東方創想話にSSを投稿しています。
ここでは他の方々のSSや、自作SSの裏話などを紹介しております。あとは、軽い後日談とか。よろしくです。

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