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東方SS書きのブログでございます

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【創想話SS紹介】 作品集31 『雨月紗(上・下)』 東雲氏

手で書く、ケータイで打つ、パソコンでタイプする。
私の場合、頭の中のストーリーを出力する方法は、大体この三つです。
このうち、一番アイディアが湧いてくるのが、手書きです。チラシや、いらない紙の裏に、無造作に書いていくのが楽しい。やっぱり手で書くというのは意味があるんだなーと実感しますね。それでも煮詰まった時は……気分転換の散歩に限ります。


さて、今日はSSの紹介をしたいと思います。
次の自作SS紹介にも関わってきますので、この作品を選びました。
東雲氏の『雨月沙(上・下)』(作品集31)です。



東雲さんといえば、じっくり練られた長編、というイメージがあります。創想話に投稿されている作品は七つほどですが、ほとんどのSSが長編であり、読み応えがあります。そんな東雲さんのSSの魅力は、やはり生きたキャラクターを丁寧に描いている点じゃないかなーと。しかし、それはキャラの心情を書き記すということじゃなくって、住居や道具、場面の中での行動などをきちんと描写することで、キャラクターの存在感をしっかり作るというか。それと同時に、作品全体として生活感があふれるリアルな東方SSが、できあがっているのではないかと、私は思います。うーん、しびれる。


あらすじ
長雨の続くその季節、慧音は里長の家で、里中で流行っている不思議な夢の解明を依頼される。手がかりは、枕もとに残された小さな花。慧音は友人の妹紅の助けを借りて、ついに事件の真相にせまる。しかし、そこで彼女は、人と妖怪の溝を強く感じてしまい……


東雲さんの作品では、創想話で最高得点にある『小野塚小町の越冬戦記』を外すわけにはいきません。私もあれを読んで感動しまくったうちの一人ですが、ここではあえて次作の『雨月沙』を取り上げました。理由はこの作品自体が好きなこともありますが、


もこけーねが私の唯一のジャスティスだからです!( ゜∀゜)


といっても二人がイチャイチャしてるというよりも、深い大人びた友情の中にあるちょっとした優しさ~を感じさせてくれる作品が好きなのです。このSSはそんな私のツボを刺激してくれる物語でした。二人のそれぞれの行動に、互いへの思いやりが感じられてよい。とはいえ、作品のテーマはもっと深いものです。人と妖の関係、そこに蓬莱人が絡むことで、味のあるものになっています。読後感も素晴らしい。ラストシーンは情景を想像するだけで泣けてきます。


東雲さんのイメージとして、もう一つ。


この方は『義』に燃えています!(なんのこっちゃ)


えーとつまり、SSに出てくるキャラクターを通して、東雲さんの義の炎が伝わってくるようだ、ということです。同時に、キャラに対する優しさも。ただ一読者として欲をいえば、もう少しキャラクターに対して厳しくなった東雲さんのSSも、読んでみたいとも思うのですよ(いや、まったく人のことは言えないんですけどね!)。そんな東雲さんは、拙作『大きくしたいの!』のコメントで激励してくださった方でもあります。後の『ようかん剣』を書くきっかけでもありました。とてもいい経験になったので、本当に感謝しております。次はもっとすごい長編を目指しますよー。今書いてるのも一応長編ですが。



さて、今回のSSは、東雲さんの『雨月沙』でした。ありがとうございます。
明日、明後日はお休みします。その次からは、私の三作目について少し語りたいと思います。それではまた~


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このはずくは共通世界観、木葉梟は一度限りの世界観という風に、HNを使い分けて東方創想話にSSを投稿しています。
ここでは他の方々のSSや、自作SSの裏話などを紹介しております。あとは、軽い後日談とか。よろしくです。

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