やぶから九尾

東方SS書きのブログでございます

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リンク追加のお知らせ & 第十三回東方SSこんぺを振り返って

 ご無沙汰しておりましたPNSこと木葉梟です。
 まずは一日遅れてしまいましたが、リンクの追加のご報告。サークル【カリニヒタ】、百円玉様のブログでございます!

『おフトン侍らせカリニヒタ。』

 百円玉さんとは第十一回、正確には第二回新東方SSこんぺ以来のお付き合いでしょうか。当時『魔女の筆にスカーレットを』を投稿した私は、百円玉さんからいただいたコメントに感激し、また氏の作品である『空白期間』に癒され……
……と思ってたんですが、何と第八回の<雨>がお題だった時に私、百円玉さんからいただいたコメントに返信してたんですね!? そして私も百円玉さんの作品『カーテンコール』にコメントしているという。(しかもミスタープロ野球ばりの難解なフィーリングアドバイスまでしてるし)。色々と大変失礼いたしましたorz
 こほん。百円玉さんの書く物語のイメージは優しいシリアス。PCの前で興奮しながら読むのではなく、縁側で雨の音を聞きながら読むのに向いているといいますか。上で紹介した『空白期間』も当時ブログで取り上げた作品でして、とてもしっとりとしていて読んでいて落ち着く文章でした。
 しかし百円玉さんの作風の真髄はやはり『リビングウィル、及びプール』でしょう。これがコンぺに投稿されていれば、どんなお題でどんな参加者がいたとしてもランクインは固かったと思います(いやさすがにアメリカは無理かw)。
 しかしまさか、あの十一回こんぺの後にサークルを立ち上げて合同誌を企画して冬コミで完売……。個人的に百円玉さんの作品は縦書きが映えると思っていたので、書籍との相性はいいんじゃないかと。今年もきっと何かを企画してくださることでしょうし、読者としても今後の活動を追っていきたい作者さんでございます。今後ともよろしくお願いいたします。


 続いてわっしの近況についてですが、三月に開催されていた第十三回東方SSこんぺに参加しておりました。結果はなんと1位6位! ダブルランクイン!


 『アメリカ太子観 2014』 木葉梟

 『ロマンと金貨と七つの海』 PNS


 というわけで、二つの名義で参加してましたw
 上限30kbのお祭りなので、どちらも短編です。上はギャグで、下はシリアスとなっております。
 かけた時間は『太子観』の方が七倍くらい大きいんですが、正直『七つの海』が一位になってほしかった、という思いもあります。ただどちらも入賞していなかった可能性もあるほど、点数の差は全体的に縮まってまして、第十二回も接戦でしたが、今回はそれ以上に白熱していたようです。はっきり言って、ダブル受賞は運が良かったとしか……。でも短編は長編に比べて苦手意識もあったので、この結果はすごく嬉しかったですね。

 それでは、恒例のネタをやっちゃいます。
 力作ぞろいの中で、特に私が高得点をつけたお話をご紹介。


『I've been Working on the railroad』 Corner氏

 第十三回こんぺの第一号でして、実は私は<アメリカ>というお題にはあまり期待してなかったのですが、この作品を始めに読んで、そうした先入観は吹っ飛びました。
 秘封の二人がヒロシゲの車内で会話を楽しむという、いつもの雰囲気の話……のはずだったのだけど。誰もが聞いたことのある、あの歌を選んだ作者さんの着眼点が鋭い。文章も引っかかるところがない読みやすいタイプで、薀蓄が素直に入っていきましたね。これを一日で書いたということから、その力量が窺えます。


『16』 みすゞ氏

 奴隷制を導入した幻想郷にて、紅魔館に仕える咲夜さんの葛藤の話。
 ……ホラーです。グロもありです。嫌いな人は大嫌いというジャンルですが、意外なことに私は結構好きなんですよね。書けないけど。8点をつけたのですが、内容だけを読めばもっと高い点数をつけていたはずです。アメリカ要素が無くても(というか無い方が)成立してそうな辺りが気になったところ。それを除けばレベルが非常に高い。
 素直で優しい話に飽きていたり、ダークシリアスな怪奇ネタが好物な人にはオススメです。  


『ハグの国』 がま口氏

 幻想郷にて、ハグによる挨拶を奨励する謎のお触書が。初めはバカにしていた霊夢と魔理沙だったが、次第にその流行が紅魔館、命蓮寺、人間の里と広まっていって……。
 素直で可愛らしいお話です。それぞれの勢力で、どんな形のハグが行われているかを読み進めるのが楽しい。大雑把なギャグ調に書いてもそれなりに成立してそうなネタですが、これはバランスがすごくいい感じ。変にキャラクターが壊れていなくて、すごく好感の持てる内容でした。途中の霊夢と魔理沙のやり取りに、ニヤニヤが止まりませんw


『I Have a Dream』 白雀氏

 幻想郷に訪れるアメリカブーム。それに伴い、スペルカードの英語訳が流行りだすのだが……。
 これも着眼点が秀逸な香霖ものです。どこかずれており、何となく鋭い原作風の考察が展開されております。文章も読みにくいこともなく、もっと順位が高いんじゃないかと思ってたんですが、途中に出てくる薀蓄を長いと感じるかどうか、が評価の分かれ目になったかもしれません。個人的には、意外なオチ(笑)も含めて、十分に楽しめましたw 

 
『キティーホーク級通常動力型空母が幻想入り』 文鎮氏

 空から巨大な空母が降ってくる。幻想入りしたその船の名前が、何と『アメリカ』。手に入れたのは第一発見者である付喪神たち。さてどうなる!?
 思わずクリックしたくなるタイトル通りの内容ですねw
 しかしジャンルはギャグかと思いきや……王道ロマンじゃないかこれは!
 好きな作品だったので、二位にランクインしていたことは嬉しかったです。
 というか8点差だったので、私の作品が二位になっててもちっとも不思議じゃなかったでしょう。 
 貴重な輝針城組の作品ですので、そういう意味でもオススメです。欲を言えば、もっと長い話でも読みたかった(それだと参加できないんですが。ぐぬぬ)


 最後に、こんぺ全体を振り返っての感想ですが、<アメリカ>という無茶なお題の割には、良作がたくさん集まったのではないでしょうか? そして個人的には、いつものコンペよりさらに個性的な作品が増えた気もするんですよね。コメントの数も全体的に増えているようでしたし、結果的には成功だったんじゃないだろうか、とも思います。
 次回のお題も楽しみなのですが、正直私はコンペはもう引退した方がいいんじゃないかとも考えてる今日この頃……。でも参加しない表明もこんぺは駄目なんですが、、どうなることやら(´・ω・`)

 といったところで、今回のこんぺの振り返りを終えたいと思います。
 あとはおまけですが、今年のエイプリルフールに投稿した作品を。

 『八雲家に潜む怪獣の逆襲』 PNS

 以前に書いた話の続編ですが、前作よりもさらにくらだない内容です。
 エイプリルフールなら許してくれるでしょう、きっと┐(  ̄ー ̄)┌


 それでは最後に改めて、こんぺ作品を読んでくださった方々、また評価してくださった方々、そして開催してくださった管理人様、ありがとうございました! 次回作は豪族組の短編を予定しております。もしくは『あの短編』の続編か……乞うご期待!
 
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Comment

お疲れ様です!
次作も期待してます。

こんにちは。ちゃっとで少々話題に上がったのでお邪魔しに来ちゃいました。

まずは一位、六位入賞おめでとうございます。さすがというかやはりというか、貫録の二作でございました。
出来ることならそのまま王者として挑戦者の相手をしてあげてください(笑)

それと作品の紹介ありがとうございます。超大御所作家さんに紹介して貰えるなんて光栄の極み。
人によっては好き嫌い、あるいはアメリカ要素を感じない作品だったかもしれませんが、楽しんでいただけたのであれば幸いです。
……ホントはもうひとつのマリアンヌの方が気に入っていたりするんですが、難しいですね。

あと百円玉さんについて。わたしも新二回こんぺでコメントを頂き感激したクチであります。
なんというか、それだけでひとつの作品のような素敵なコメントを書かれる方ですね。
今回も百円玉さんから頂いたコメントで泣きそうになり……。
感謝としか言いようがありません。

「東方SSこんぺを振り返って」の記事は、これからちびちびと読まさせて頂こうかと思います。
舞い上がっての長文、失礼しました。
  • posted by みすゞ
  • URL
  • 2014.04/05 18:31分
  • [Edit]

>紅葉饅頭さん

 ありがとうございます!
 次作は割と早い段階でお披露目できそうですよー。

>みすゞさん

 コメントありがとうございますー。
 チャットで話題ってなんだろう((((( ;゚Д゚)))))

>>まずは一位、六位入賞おめでとうございます。さすがというかやはりというか、貫録の二作でございました。
出来ることならそのまま王者として挑戦者の相手をしてあげてください(笑)

 ありがとうございます。こんぺの場に必要とされているなら参加したいところですが、もしいない方が活性化につながるのであれば辞退する気持ちもあるので、なんだか複雑です。とはいえ今回は大接戦でしたし、ひとつのコメントの差で一位じゃなかった可能性も大なので、他の方々からすれば『調子こいてんじゃねーぞ自意識過剰野郎がぁ』という話かもしれませんorz

>>それと作品の紹介ありがとうございます。超大御所作家さんに紹介して貰えるなんて光栄の極み。
人によっては好き嫌い、あるいはアメリカ要素を感じない作品だったかもしれませんが、楽しんでいただけたのであれば幸いです。
……ホントはもうひとつのマリアンヌの方が気に入っていたりするんですが、難しいですね。

 毎度この作品紹介も楽しみのひとつだったりしますw 16は暗い話ですが、なんていったらいいんでしょうか、雑にグロい話って私も好きじゃないんですよ。内容が陰惨でも、きちんとした哲学があって書かれているものというのは印象に残りますし、上位にランクインしたのも納得でした。
 そしてマリアンヌは、個人的に評価が非常に難しい作品でした。16もそうなのですが、読んでいる間に、どうしてもアメリカというお題が脳裏にちらつき、せっかくの空気に読み手の自分が入り込めない状態になってしまっていた気がするのです。どちらかというと、みすゞさんよりも私とお題の方に問題があったような気もします(汗)

>>あと百円玉さんについて。わたしも新二回こんぺでコメントを頂き感激したクチであります。
なんというか、それだけでひとつの作品のような素敵なコメントを書かれる方ですね。

 まさしく、コメント自体が作品レベルになっていたりしますよねー。百円玉さんは、なかなか読み手が気づいてくれそうにない仕掛けまで、くみ取ってくれることがあるので、書き手としては一層嬉しく思います。

>>東方SSこんぺを振り返って」の記事は、これからちびちびと読まさせて頂こうかと思います。

 感想だけでなく、ツッコミや異なる意見であっても歓迎ですので、もし何か思われるところがあったらぜひお知らせいただければ、と思います。
 ではでは!
  • posted by PNS 木葉梟(このはずく)
  • URL
  • 2014.04/06 22:52分
  • [Edit]

はじめまして。創想話の端っこにて、細く長く活動しておりますがま口と申します。
今回は本ブログにて私めの拙作をレビューしていただき、是非感謝の言葉を申し上げたくコメントさせていただいた次第であります――

ってもう6月だけどね!(爆)
本文にもありました百円玉様のブログより、こちらへリンクを辿ってポロロッカ。
木葉梟さんとPNSさんって同一人物だったの!? などとにわか丸出しで記事を巡回していたところ、私の名前を見つけた次第です。
いやぁ、目玉は飛び出し顎が外れ、背中が反り繰り返るほどびっくりしました。
そしてその後の喜びといったら、パソコン担いで街頭で『これ、オレやで!』と演説したい衝動に駆られるほどでした。

改めて、大変遅くなりましたが、私の作品を紹介して頂き誠にありがとうございます。
この界隈でもトップクラスの方に面白かったと言っていただけるのは、非常に誇らしい気持ちです。
PNS様や百円玉様、そして多くの方々に温かく支持していただいたからこそ、初めてコンペでの入賞を達成できたものと確信しております。

もちろん、PNS様の作品も大変素晴らしかったですよ!
「うわぁ……すげぇ」とナチュラルに呟きましたし、過去作品ではほろっと来ましたし、あと概ね爆笑していました(苦笑)
勉強させていただいております。

末筆になりますが、何事にも飽きっぽい私がここまで活動を続けてこられたのは、このように私の作品を掬って感想を表明してくださる方々がいてくれたからこそです。まさしく救われています……ダジャレだよ!
こほん……改めて感謝申し上げます。
頻度は落ちましたが、これからも活動はぬるぬる続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
  • posted by がま口
  • URL
  • 2014.06/07 18:08分
  • [Edit]

>がま口様

 はじめまして! コメントありがとうございます!(そして返信が遅れたことをお詫び申し上げます……orz)
 百円玉さんのブログからこちらに遊びに来てくださったというのは嬉しい話ですねー。今さらながらリンクっていいなーと思いましたw
 SSの紹介については、こちらとしても喜んでいただき光栄です。
 しかし目玉が飛び出し、顎が外れて背中が反っ繰り返った状態で街頭にて演説するというのは、絵的に面白いというかむしろ見てみたいような、もはやバッグスバニーの勢いのような(アメリカだけに)。
 冗談はさておき、記事にした通り、個人的に思った『ハグの国』の魅力はバランス、そしてほのぼのとしたキャラ同士のやり取りでした。読者時代に読んだ思考実験系のお話は、残念ながらアイディアと勢いが先行してしまって雑な作りになっているものも多くあり、あまり印象も良くなかったのですが、この作品は本当に楽しめましたし、温かい気持ちにさせてもらいました。
 こういう作品に出会えて、それを紹介する機会ができて、なおかつ作者様からこうしてコメントをいただけるというのは、こんぺのようなお祭りに参加する醍醐味でもあります。一方で創作者としては、私もがま口さんと同じく、感想を誰かに表明してくださることがモチベーションになっていますし、これからも……ぬるぬると続けていく所存でありますw
 あらためて、コメントならびに当方の作品のご感想、そして前回、前々回こんぺでも素晴らしい評価をいただきありがとうございました。がま口さんの、これからのご活躍にも期待しております!
 木葉梟ことPNSでしたー。
  • posted by PNS 木葉梟(このはずく)
  • URL
  • 2014.06/12 01:19分
  • [Edit]

はじめまして。Cornerと申します。
あまりにも今更すぎますが、拙作をレビューして頂き本当にありがとうございます!
PNSさんのサイダー色した夏の雲の後日談を見に来たらこの記事があって、まさかの自作のレビューがあって仰天しましたw
本当に遅ればせながら、ありごとうございました&こんぺダブル受章おめでとうございます!
  • posted by Corner
  • URL
  • 2014.07/27 00:45分
  • [Edit]

Re: タイトルなし

>Cornerさん

 コメントありがとうございますー! PNSまたの名を木葉梟ですw
 いやー、あの作品は質の高さと投稿日時のダブルで驚かされましたねー。 
 また歌の効果もあってか、記憶に残りやすく印象深いSSでもありましたし、記事に載せるのに迷いがありませんでした。
 ダブル受賞は長年の夢だったのですが、まさか『アメリカ』で達成できるとは思いませんでしたねw
 今となってはお題に振り回された記憶もいい思い出に……いややっぱり、まだトラウマ( ̄~ ̄;)
  • posted by PNS 木葉梟(このはずく)
  • URL
  • 2014.07/27 22:41分
  • [Edit]

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このはずくは共通世界観、木葉梟は一度限りの世界観という風に、HNを使い分けて東方創想話にSSを投稿しています。
ここでは他の方々のSSや、自作SSの裏話などを紹介しております。あとは、軽い後日談とか。よろしくです。

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