やぶから九尾

東方SS書きのブログでございます

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【創想話SS紹介】 作品集153 『新聞供養』 這い寄る妖怪氏

 PNSです。
 本日は久々の長編レビューを行いたいと思います。
 ただこの前にやった「地下図書館への訪問者」シリーズは止めておきます。どうも一つ書き上げるまでに同容量のSSと同じかそれ以上の時間が食われるので(==; ただまた何かいいネタが思いついたら、ああいうことをやってみたいな、と思っております。

 本日は普通形式のレビュー。
 這い寄る妖怪氏の『新聞供養』です。




 あらすじ

 妖怪の山。天狗の頭領である天魔に、射命丸文は呼び出される。用件は昨今に起こった通り魔事件について調査してくれ、ということであった。さして事件に興味を抱いていなかった文は渋い顔をしてみせるが……。被害者の目撃情報から、容疑者としてあがった存在の名を聞き、驚愕する。なぜならその者はとうに死んでいるはずで、自分と浅からぬ因縁があったのである。


~~~~


 このSSはとある方に勧められたんですが、実はそれ以前に創想話で見かけてチェックしてました。長編ということだけではなくて、タイトルから「いいにおい」がしたんです。人形供養とかならイメージが湧きますが、新聞供養とはこれいかに? 二週にいっぺん紙の山を束にしてリサイクルに出す自分は、もちろんそれらを供養したことなどありません。こういう日常と近いようで離れている不思議なタイトルというのは、やはり惹かれるものがあります。

 続いて内容についてですが……驚くほど完成度が高いです。
 特にストーリーが面白い。終盤までミステリー仕立てになっており、途中で明かさる射命丸文の過去に唸り、そしてアッと驚く真相に興奮。
 謎とテーマが絡み合いつつ、無理なくストーリーに組み込まれていて、知らず知らずのうちに引き込まれました。分類的にはシリアスですけど、固めなのは雰囲気だけですし、文章は読みやすく改行が多く使われているので、長いのが苦手な人にもオススメできます。

 あとこのSSについて感心したのは、オリジナルキャラクター、いわゆるオリキャラを話に生かしているところですね。東方SSの場合、特に原作キャラの過去話に関わってくるストーリーの場合は、オリキャラとの関係性というのが良いアクセントになることが多い気がします。この作品でも優れた効果を生んでおり、天魔のような半オリキャラ的存在も、原作キャラに交えてきちんと活躍させているのが上手いなぁと。

 ここからは私事が絡んでくるのですが、こんぺに出した『空翔ける天狗達のきらめき』。あれが書けたのはこのSSのおかげでもありました。というのも私、それまでは妖怪の山の天狗社会って、書きにくそうで敬遠していたんです。資料がないわけではないけど、分かるような分からないような仕組みで動いている感じで、あとオリキャラ連合軍みたいなところも面倒そうだな、とw
 そういった固定観念を取り除いてくれたのがこのSSでした。妖怪の山アレルギーが直ったおかげで、あの物語を思いつき、望外の高い評価をいただくことに繋がったのかもしれません。というわけで読者としてだけでなく、一作者としても感謝申し上げます。ありがたや(-人ー)

 今回のSS紹介は、這い寄る妖怪さんの『新聞供養』でした。
 ありがとうございました。

 次は久しぶりに自作SS紹介をやってみたいと思います。
 ではでは~。

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このはずくは共通世界観、木葉梟は一度限りの世界観という風に、HNを使い分けて東方創想話にSSを投稿しています。
ここでは他の方々のSSや、自作SSの裏話などを紹介しております。あとは、軽い後日談とか。よろしくです。

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